35歳リーマンのまったりブログ

キャンプやDIYについて紹介します。

避雷器で雷も一安心

雷はいつの時代も怖いものです。

子どもの頃は雷様にへそをとられるといわれて隠していた記憶があります。

大人になってからはへその心配はなくなりましたが、

雷によって家電製品が壊れてしまうことのほうが心配になります。

 

そんな方のために住宅でも設置できる避雷設備について紹介したいと思います。

 

 

 

簡単に取り付けられる避雷器

      それはスマートコスモ!

 

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家電製品の故障

雷が自宅に落ちるのはとても低い確率です。

それでも家電製品が故障してしまうことがあります。

 

その原因となるのが雷によって発生する「雷サージ」です。

雷サージというのは落雷によって発生し、

配線や電子機器へ瞬間に加わる異常な過電圧や過電流のことをいいます。

この異常な過電圧により家電製品などが壊れてしまうことがあります。

直撃雷や雷サージによる電子機器の故障を防ぐために設置されている設備を避雷設備といいます。

避雷設備の中でも今回は住宅にも取り付けられる避雷器についてご紹介します。

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避雷器って意外と簡単

 

避雷器と聞くとごっつい機械を想像しますが、

パナソニックから販売されている住宅用避雷器はとてもコンパクトで簡単に取り付けることができる避雷器です。

取付にはパナソニックのスマートコスモという分電盤でないと取付はできませんが、

住宅用の避雷器としては手軽に取り付けることができる製品となっています。

パナソニック BQX81 8,100円(カタログ値)

 

パナソニック 盤用避雷器 BQX81

パナソニック 盤用避雷器 BQX81

  • メディア: Tools & Hardware
 

この避雷器は雷サージが発生し自宅へ侵入した時に活躍します。

宅内の家電製品へ流れる異常電圧をこの避雷器で受け止め、地面へ流し宅内への侵入を防ぎ、家電製品をしっかり守ります。

※取り付けには電気工事士という国家資格が必要となります。

 

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街中でも避雷設備はあるの?

 

街中にも避雷設備はよくあります。

雷が落ちやすい超高層ビルだけかと思いきや、意外と身近なところに設置されています。

というのも避雷設備の設置については法律で定められ、設置しなければならない建物が決められているのです。

建築基準法では高さ20m(7階建ビル相当)を超える部分を電撃から守るために避雷設備の設置が義務付けられています。

そのため、7階以上の建物の上の方にはよ~く見ると避雷針が取り付けてあります。

 

7階以上の建物に設置義務が発生するため、ほとんどの住宅には設置されることはありません。

マンションですと建物を管理するビルオーナーに設置義務が求められるため、

住宅用の避雷器などは知らない人が大多数です。

 

もし興味があれば避雷器の設置も検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

ちなみに…

雷のエネルギー

 

雷の電圧はおよそ1億ボルトとされています。

ピカチュウを1,000匹集めて10万ボルトを発生した電圧と同じ大きさになります。

仮に、

落雷時の電圧を約1億ボルト、電流を20万アンペアと仮定した時、

雷のエネルギーは200億キロワットになります。

 

この200億キロワットは、一般家庭の約50日分のエネルギーと同じ大きさです。

 

どうにかして雷のエネルギーを貯められればエネルギー問題は解消されるかもしれませんね。