35歳リーマンのまったりブログ

キャンプやDIYについて紹介します。

照明器具からの異音!?

今回は自宅キッチンの照明から変な音が鳴っていたのですが、

一応解決できたのでその原因と解決方法をご紹介します。

原因は「これかなぁ~?」と思う所を改善してみたらなんか解決できました。

という内容ですので参考にする際はご注意ください。

 

緩んだらまた締めればいいじゃない!

 

 

異音が発生した! 

 

自宅に取り付けてあるキッチン照明はコイズミ製の型番 AH42567L です。

 

取り付けてから3年ほど経ちますが特段、使用には問題なく使い続けていました。

ただ、最近になって変な音が鳴るので気になっていました。

 

この音が鳴る状況は次の通りです

  • 30分以上点灯した後に消灯
  • 消灯から5分ほど時間がたつと音が発生
  • プラスチックを叩くような「 コン コン 」という音
  • しばらくすると音が鳴り止む
  • 音が鳴るのは器具の右側部分

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天井から聞こえてきていたこともあり雨漏りという推測もありました。

しかし、晴れの日でも同じような音が発生するため、雨漏り以外が原因と思いました。

音の鳴る状況からすると家鳴りに近いなと感じました。

 

家鳴りというのは温度や湿度の変化によって家の柱や床が伸縮し音が鳴る現象のことを指します。

音の発生源は照明器具だったので、照明器具の家鳴りではないかと推測しました。

 

せっせと取り外し!

 

とはいえ、外してみないとわかりませんので、まずはカバーを外してみます。

カバーを外したところ特に異常はありませんでした。

一応、漏電やスパークも想定していましたが、特にそのような形跡もない綺麗な状態でした。

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それではさっそく家鳴りの可能性のある部分を見ていきます。

照明器具の右側から音が鳴っていたのでそちら側を見ると特に何もないスペースです。

LED照明にはLED発光部と電源ユニットがあり、その2カ所が熱を発生させる唯一の部分です。

その発生された熱による熱膨張で音が発生していたと思いましたが、

電源ユニットからは遠いし、

LED発光部は熱を発生させるといってもそこまで熱くなりません。

 

電源ユニットが暖かくなり周りの金属を膨張させているのではないか、

そして消灯した後、冷めてきて金属が収縮した時に音が鳴るのではないかと思いました。

 

推測から確信へ 

 

おそらく音の発生源付近に熱膨張できる隙間があるんじゃないかなと思いました。

そこで注目したのが器具の取り付けネジです。

「ネジが緩んで隙間ができて音が発生する」というのがおおむね推測できたためです。

 

実際に緩みがないか確認したところ、この右側部分のネジは1回転半増し締めすることができました。

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おそらくこのネジの緩みが原因だと確信しました。

念のため他のネジもさらに増し締めをしておきましたが、

1番増し締めできたのはこの右側のネジだけでした。

 

その後、器具を元に戻して音のなる条件にさらしてみると音の鳴り止みが確認できました。

 

 緩みは締める!

 

今回の音の原因は熱膨張であり、ネジの緩みも要因ということがわかりました。

 

ネジの緩みは地震や日々の生活振動によって生じるものなのでこれ以上の対策はできません。

そのため、気づいたときに確認するという作業が一番効果的だと思います。

 

同じような問題が起こっているとしたら、ネジの緩みを疑ってみるのも良いですね。

 

 電源ユニット?

 

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ちなみに電源ユニットが熱を発生させるのはご存じでしょうか?

電源ユニットとは交流電流を直流電流に変換する機械です。

この交流から直流に変換するときに熱を発生させます。

ノートパソコンの電源アダプターと同じといったほうがイメージしやすいかもしれません。

これも交流と直流を変換しているので熱を発生させます。

これとおなじ機能を持った部品がLED照明にも組み込まれています。