ロケットの打ち上げだけではない種子島!
今まで種子島のロケット打ち上げについて紹介していましたが、ロケット打ち上げ以外にも種子島はとても面白い場所です。
今回はそんな番外編を紹介します。
ロケット運搬も大迫力
打ち上げられるロケットは種子島で作られてはいません。
名古屋で開発・製造されフェリーで運ばれてきます。
そのため打ち上げ日が近づいてくるとロケットを運搬するところが見られるようです。
フェリーで港に到着したロケットは専用のコンテナに入れられています。
そのコンテナを大型トレーラーに載せ替えて種子島宇宙センターまで運びます。
運ぶ時には車の交通量が少ない深夜に、徐行以下のスピードで進んでいきます。
最先端の技術が積み込まれた機器なのでとても慎重に運ばれます。
また、深夜に運ぶのは新幹線の運搬と似ていますね。
大きなコンテナのため信号機に当たらないように一部の信号機は開き戸のように転回する珍しい機能を持っています。
この交差点は、運搬時の人気スポットで深夜でも多くの人が見学に訪れているみたいです。
ロケットエンジンの燃焼試験
種子島宇宙センターから大きな白煙と爆音が突然あらわれたら、
それはエンジンの燃焼試験をやっている証拠です。
このことを知らずにいると火山の噴火かとも勘違いしてしまうくらいの白煙と音のようです。
ロケット打ち上げ当日は、安全確保のため射場から3km以内に入ることが出来ません。
しかし、
燃焼試験はロケットを飛ばすことはしないため、3kmの立ち入り制限がありません。
そのため燃焼試験については宇宙センター内で間近に見学することが出来ます。
ロケットの機体移動
ロケット打ち上げ見学に訪れた際に、見てもらいたいのが射場への機体移動とも言われています。
ロケット打ち上げ12時間前にロケットを組み立て棟から射場に移動させます。
このことを「機体移動」と言います。
ロケットエンジン燃焼試験と同じく、まだ安全確保の制限中ではないため、間近でその様子を見ることができるようです。
ロケットだけじゃない!
調べれば調べるほどロケットの打ち上げも気になりますが、そのほかの打ち上げにかかわる様々なイベントが盛りだくさんだということが分かりました。
種子島にはロケットの他にも大自然がいっぱいで隣の島なんかは屋久島です。
観光に訪れた際にはロケット以外の発見も楽しめそうですね!
今度は種子島に行ったレポートが書けるよう準備しておきます。
それまでは感染防止・体調管理を整えてコロナを乗り切りたいと思います。