抗がん剤はデメリットだらけ~医者が教える危険な医療~
医者が教える危険な医療 の本の続きについて話をさせていただきます。
前回も紹介させて頂いた通り内海先生は現代の医療には「必要な医療」と「不要な医療」があるというのを伝えています。
前回は不要な医療の例としてワクチンの話を紹介させていただきました。
今回は「抗がん剤」について紹介させていただきます。
抗がん剤も不要な医療
内海先生は「抗がん剤」も不要な医療だと仰っています。
抗がん剤を打つことによってがん細胞というのは一時的に小さくなります。
しかし、抗がん剤を中止すると再び勢いを増して大きくなってしまうそうです。
がん専門医のアンケート結果
カナダの肺がん専門医に次のようなアンケートを聴取したという記事も掲載されています。
「自分自身は肺がん患者です。
肺がんがステージ3A期と進行しているが手術も不可能ではないという状態です。
あなただったらどんな治療法を望みますか?」
がん専門医を対象に向けたアンケートのうち得られた回答の結果は
- 無治療希望者 22%
- 手術の希望者 6%
- 抗がん剤治療希望者 5%
という結果でした。
この結果からがんの専門医でもがんに対する抗がん剤の治療というのは、医師自身も見込みが少ない、または抗がん剤治療による悪影響が大きいと実感していることがわかります。
抗がん剤というのはがん細胞を抑制しますが、それに合わせて健康な細胞も大きく傷つけてしまいます。
そのため、抗がん剤の副作用として
- 細胞の壊死
- 肝機能障害
- 免疫力低下による感染症
- 血小板の減少による出血
- 脱毛/嘔吐/しびれ
などさまざまな副作用が発症・報告されています。
政府と国立がんセンターは2017年に高齢のがん患者に対しての抗がん剤治療については延命効果が少ない可能性があるという調査報告をしています。
抗がん剤治療と緩和ケア
2007年~08年にかけてがんの治療方法についての比較調査が行われました。
肺がん・大腸がん・乳がんの末期がんの高齢者を対象に「抗がん剤による治療を中心としたケース」と「痛みを和らける緩和ケアに重点を置いたケース」の2ケースについて生存期間の比較を調査しました。
この2ケースの生存率を比較した結果、
それぞれのケースごにによる生存率には大きな差は見られず、どちらの治療方法も同じ程度の生存率であったという調査結果が出ています。
またアメリカの医学学会では抗がん剤はがんに対する効果がないばかりか、がん細胞を増殖させているという発表をしている事例も紹介されています。
眼科医の眼鏡着用率が高いのもおなじ
視力矯正治療として認知されているレーシック手術も同じような状況ではないかと感じます。
レーシック手術を行っているクリニックは増えてきましたが、眼科医は眼鏡をかけている方が多い印象を受けます。
眼科医は目について熟知しており、レーシックについても熟知していると思われます。
そのため、レーシックのメリットとデメリットを把握しており、リスクを考えたうえで眼鏡の着用と判断されているのではないでしょうか。
眼科医がコンタクトレンズを使用してないのも同様の理由だと推測します。
コンタクトレンズを使用するにあたり雑菌が入ってしまったり角膜を傷つけてしまったりとリスクがあるため、眼科医はレーシックもコンタクトレンズもしないという判断をしていると僕自身思います。
リスクを自分自身で把握する
医療や薬にはメリットもあればデメリットもあることがこの本を読んでいてわかりました。
実際、生活においてもメリットとデメリットは表裏一体でありながら医療や薬についてのメリット・デメリットについて全く調べていなかった自分がいた事にも気づかされました。
内海先生がこの本を通して伝えたいことは
「治療や投薬によって障害や負担を受けるのは自分自身。
であるならば、自分自身で判断して責任を負いましょう。
医師は責任を負ってはくれません。」
と伝えたいのだと思いました。
情報過多の時代ですが、何事も自分で調べて何が自分にとって大事な情報なのかを選別する意識が重要なんだなと感じました。