シール剥がしにはドライヤー!?
ルーフレールに続き、
次はルーフラックの取付けです。
ルーフラックは知人から貰った
Terzoのルーフラックになります。
説明書に記載がなかったためこの時点ではわかりませんでしたが、
このルーフラックはGRBには取り付けできません。
GRBでは
ルーフバーの取付間隔が75cmに対し、
このルーフラックでは
取付間隔が最大65cmまでのようで、
10cmほど足りず、
ルーフラックの取付はできませんでした。
しかし、
取付け不可と言ってもやることはあります。
このルーフラックは
幸か不幸か「TEAM TERZO」
の表記があります。
TERZOチームに参加した記憶はありません。
ですので、
「TEAM TERZO」を剥がします!
現状の確認
アルミのルーフラックに
「TEAM TERZO」のシールが貼られています。
シールを剝がすだけで綺麗になりそうです。
シール剥がしと言えば「ドライヤー」
シールの接着剤が熱によって粘着力が弱まることを利用し、熱を加えることを考えました。
今回はドライヤーの代わりに
白光株式会社のヒートガンを使ってシールを剥がしてみます。
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シールを温める
早速
ヒートガンを使ってシールを温めます。
下地が温まるくらい
ヒートガンで温めて
接着剤の粘着力を低下させます。
粘着力が低下したところで剥がしてみると
綺麗に剥がすことが出来ました。
試しに勢いで剥がしてみる
試しに温めずに剥がれた勢いで
続けて剥がしてみます。
やはり粘着力が弱まっていないため、
一部接着剤が残ってしまいました。
ただ、
下地がアルミということと
シール面積が大きいため
このままヒートガンでシール剥がしをするのは効率的ではないと感じ始めました。
ラッカーだより
ここでラッカーに切り替えます。
接着剤を溶剤で溶かし綺麗にすることとしました。
ラッカーは
ホームセンターの塗料コーナーでも
購入できるため、容易に手に入れることが出来ます。
しかし、
溶かす能力が強力なため、
プラスチックなどには使用できないのと、
揮発性が高く十分な換気を必要とします。
屋外かつラッカーによる影響がない材料でないと使うことはできません。
今回はラッカーでも問題がないため、
ここからラッカーに切り替えます。
ラッカーは少量でも効果的
ウエスにラッカーを少量染み込ませ、
糊が残った部分をこすります。
こすってみるとこの通り
糊の跡がきれいになくなりました。
下地にも影響がありません。
今回はこのままラッカーでのシール剥がしに方針変更します。
シール剥がしにも多少の工夫を
シールを剥がす際、
上の写真のように接着面に対して
鋭角に剥がすことが多いのではないでしょうか。
シールの材質や下地の材質にもよりますが、
綺麗に剥がすコツとして
下の写真のように
接着面に対して鈍角に剥がす方がきれいに剥がせることがあります。
さらに下の図は鈍角に剥がした後です。
一部糊残りがありますが、
全体的に綺麗に剥がせています。
シール剥がし完了
シールを剥がし、
ラッカーで一通り拭きあげて綺麗に剥がすことが出来ました。
シール剥がしの際は
「熱」と「溶剤」で綺麗に剥がすことができます。
ヒートガン代わりに
ヘアドライヤーでも代用できるので
この方法はおススメです。
そして
今度こそルーフラックを取り付けます。