包丁研ぎ用の砥石台製作
包丁研ぎ用の台が欲しい!
そんな思いから砥石台を作った記録です。
いつもの包丁研ぎでは
踏み台に砥石を置いての作業だったので
砥石が動いてしまうことがありました。
砥石が動くと包丁が砥げないどころか、
とても危険なので砥石台が欲しいな
とは考えていました。
しかし、
ネット通販では意外と高く、
どうしても踏ん切りがつきませんでした。
ならば
いっそのこと作ってしまおうと思い、
廃材を利用して砥石台を製作する!
こととしました。
それではDIYスタート!
設計図などない!
完成イメージはこれです☝
設計図などはありません、
ただ自分の思いのままに
イメージを頼りに作ります!笑
板にズレ防止の端材を取り付けて完成させます。
台座のカッティング
まずは台座部分の材料を切り出します。
使ったのはこの廃材
たて300mm×よこ910mm
厚さ11mm
何かの板を切り出した後の廃材です。
これをまずは半分に切断します。
1回切断し
たて300mm×よこ455mm
の板が2枚になりました。
これでもまだまだ大きいので
さらに半分に切断します。
ここで
たて455mm×よこ150mm
のサイズになりました。
これでも少し大きいなと思いましたが、
大は小を兼ねると思い、
台座はこのサイズで決定とします。
小さいものを大きくはできませんが、
大きければまた切ればいいのです。
(実際、幅150mmは大きいので、
幅100mmがちょうど良いと思います)
板の接着!
端材を取り付ける際にビスをもむので、
ビスの先端が飛び出ないように板厚を
確保しようと思います。
そのため、
木工用ボンドで2枚の板を接着させます。
接着にはクランプを使用します。
均等に圧力をかけるため、
板を間に挟んで面で力を加えます。
ストッパーの切り出し
台座を接着している間に
もう一つの部材を作っていきます。
砥石のストッパーと
砥石台自体のストッパーを
他の廃材で作ります。
砥石のストッパー用として2つ
砥石台自体のストッパー用として2つ
10cmの幅に合計4つ切り出しました。
ストッパーの組付け
台座の接着も完了し、
ストッパーの準備が出来たら
後は組付けるだけです。
組付けるとこんな感じ
横から見るとこんな感じ。
ストッパーの部分は、
砥石のサイズと流し台のサイズに合わせ、
キッチンで作業できるようにしました。
ストッパーの位置はそれぞれ
現物合わせのため特に測らずに取り付けました。
現物合わせしたので、全てピッタリ寸法!
盲点、砥石の高さ!
これで完成と思い、
砥石をセットしてみると現物合わせのため
ぴったりフィット!
満足の出来でしたが、
横から見るとストッパーのほうが
砥石より高いではありませんか!
これでは包丁も砥げないので、
早速加工します。
ストッパーの高さを低くすることを
考えました。
しかし、
その方法では台座と包丁のクリアランスも
狭めてしまうため、
砥石を高くするスペーサーを取り付けることにしました。
いつぞやの100均で購入した板
いつ購入したかわかりませんが、
ちょうど良いです。
すると、
砥石がストッパーより高くなり、
包丁研ぎが難なくできるようになりました。
スペーサーについては
複数の砥石を使うことも考慮して
借り置き状態で使用してみます。
高さが問題なければ
今後固定して完成させます。
しかし、欠点が一つ
この砥石台はビスで固定されているため、
サイズの違う砥石は使用できません。
現時点では特に問題ありませんが、
今後はサイズの違う砥石に
対応できるような機構を検討してみます。