北海道2日目~前編~
朝の札幌駅からスタート
2日目は朝の札幌駅からスタートします。
札幌は最高気温も氷点下なので雪も解けることはありません。
2日目はいくつか観光地を巡ります。
- 北海道開拓の村
- 北海道博物館
- サッポロビール博物館(15:30~予約済み)
札幌駅構内にはアイヌの木像もあり、アイヌ文化の協調を示しています。
最初の目的地「北海道開拓の村」へ
開拓の村へはまず、札幌から千歳線で「新札幌駅」へ向かいます。
エアポート号で2駅目です。
新札幌駅からはバスで向かいます。
新札幌駅 北口レーン バス10番乗り場から
8:24発の開拓の村行きに乗ります。
開拓の村行きですが、途中に高校などもあるため、
座席は全て埋まるほどの込み具合でした。
バスで約20分
開拓の村に到着しました。
開拓の村へは10名ほど乗っていましたが、
6名は従業員さんで観光客は3人家族とぼっちの自分のみでした。
開園は9時なのでしばらく時間を潰します。
雪の中の建物はやはり綺麗、空気も澄んでいることが写真からでもわかります。
開拓の村へ入園
開拓の村は明治・大正・昭和時代の特徴的な建物を移築して保存・展示している施設です。
園内にはこれでもかというほどの建物が乱立しています。
そしてそのほとんどの建物に立ち入ることができ、
内装の雰囲気や当時の面影を感じ取ることが出来ます。
江戸東京たてもの園と似ていますが、建物の数が違います。
建築が好きな人にはうってつけな場所です!
ゴールデンカムイの世界観
この開拓の村へ訪れたかったのも漫画「ゴールデンカムイ」の影響です。
ゴールデンカムイに登場する建物は開拓の村の建物をモチーフに描かれています。
それもアイヌ文化広報のため開拓の村や北海道が漫画製作に協力しているためでもあります。
例えばこの旧浦賀支庁庁舎も漫画では札幌世界ホテルとして登場しました。
全くと言ってよいほど外観が同じです。
実在した建物を漫画に描いているため漫画の世界観も当時の北海道に限りなく近づけることが出来ているのだと思います。
そのため読み手の方たちも違和感なく漫画を読んで没入することが出来ているんだなと実感しました。
他にも名前もそのままの「山本理髪店」
土方歳三が髭剃りをしていたシーンは内装も忠実に描かれていました。
旧青山家漁家住宅もゴールデンカムイでは
茨戸編で番屋として登場しました。
内装も漫画と一緒で再現度の高さを感じます。
また旧山本消防組番屋にある火の見櫓は茨戸編で尾形が狙撃していた櫓です。
冬の開拓の村は寒い
園内には観光客がちらほら
それもそのはず、開拓の村は屋外展示施設なので冬の間はとても寒くなります。
この日も午前10時の時点で-4℃
こんな寒空の下で見学する人はよほどのモノ好きだと思います。
ただ、
雪化粧したこの建物群こそ北海道で歴史を歩んできた形なんだとも思いました。
雪がない開拓の村もHPなどで見ましたが、やはり雪が降り積もっている方がとても似合う建物群です。
頃合いを見て昼食
さて、開拓の村の見学途中ではありますが、
この日は他にも見学するところがあるため次に向かいます。
しかし、食事ができるところは開拓の村食堂くらいしかないので
開店と同時に入店します。
食堂の名物はソウルフード「いももち」
北海道では道の駅・居酒屋でも取り扱ってる店があるとか?
ゴールデンカムイの柵中にも登場した「にしんそば」もありますが、
いももちも食べたかったので今回は「屯田兵定食」を注文しました。
いももち、豚汁、味噌おでん、小鉢、佃煮ごはんのセットです。
佃煮ごはんは鮭と昆布の佃煮・卵そぼろと紅しょうがが入っています。
佃煮も美味しいのですが、佃煮の濃い味に対して紅しょうがの辛味がアクセントとなって飽きずに食べられます。
この中でもダントツで美味しかったのが「いももち」です。
すり潰したジャガイモと片栗粉を練って団子状にして焼いたものだそうで、
シンプルな団子に醤油の塩味がちょうどよく合っていました。
更に焦げ目がついていその部分が香ばしく触感もサクッとしているため冬にあった食べ物でした。
こんなに味わっていますがゆっくりしていられません。
北海道博物館へ向かうためのバスが11:30に発車します。
それを逃すと30分バスを待つか20分歩くかのどちらかです。
北海道博物館もじっくり見たいため11:30のバスを狙います。
サッポロビール博物館も予約しているためここは予定を遅らせることはできません!
ここから大急ぎです 笑
バスに乗れたかどうかはまた次回!