ダウン性能の確保!羽毛は引き抜かずに内側へ!
ダウンジャケットやダウンベストなど、冬にはダウン製品が欠かせません。
先日紹介したイスカの寝袋もダウン製品で暖かいのです。
しかし、
ダウン製品のつきものと言えば「羽毛抜け」
羽毛が飛び出ている所を見つけて羽毛を抜いてしまった経験もあるのではないでしょうか。
今回はダウン製品の寿命を延ばす方法をご紹介します。
ダウン製品の寿命を延ばす方法
ダウン製品の寿命を延ばす方法は
「ダウンの羽毛抜けは抜かずに戻す」が鉄則
抜けてるものを抜かないことが大切です。
イスカHPでもアナウンス
羽毛抜けについてはイスカの公式HPでも取り扱っています。
イスカHP よくあるご質問より
羽毛が出てきた際には抜き取らずに内側へ戻すように説明されています。
抜いてしまうと
- 繊維の穴が大きくなり他の羽毛も飛び出やすくなる
- 羽毛の量が減ってしまい、保温効果が薄くなってしまう
というデメリットがあります。
そのため、
飛び出た羽毛は抜き取らずに内側へ戻すことが大事なようです。
イスカの寝袋も一晩寝ると羽毛が飛び出た
実際にイスカの寝袋からも羽毛が飛び出ていました。
イスカHPの通り、内側へ引っ張り収納してみます。
生地を手繰り寄せ、内側から羽毛を摘まみます。
羽毛が飛び出ている側の生地を引っ張り、
羽毛を内側へ戻します。
これで羽毛を内側へ収納することが出来ました。
羽毛を内側へ戻せたらさらにもう一工夫
ここで更にもう一工程を行います。
羽毛が飛び出ていた生地を指先で摘まんで揉み込みます。
揉み込むことで羽毛によって広がっていた繊維を戻すことが出来ます。
実際、
どのくらい戻るのかはわかりませんが、お守り気分で揉み込んでおきます。
羽毛が飛び出ていても抜き取らない
場所によっては内側へ戻すことが困難なところもあるのですべての羽毛抜けに対応することはできません。
しかし、
やらないよりもやっていくことでダウン製品の性能を維持し、
長く使い続けることが出来ます。
さらにメンテナンスすることで愛着が沸きます。
羽毛が飛び出ていたら
- 内側から引っ張って元に戻す
- 飛び出ていた部分を揉み込んで穴を塞いでおく
これでダウン製品の寿命が長くなります。
寒い季節をともに乗り越えるダウン製品だからこそ
丁寧にメンテナンスして長く愛用していきたいですね。