ボードアンカー、いい仕事します!
DIYを始めると壁や天井に色々取り付けてスタイリッシュにしたいと思ってきませんか?
DIYを始めたら こう思う人が多いと思います。
では棚をそのまま壁にビスで取り付けても良いものでしょうか?
それはかなり「危険な行為」です。
そんな危険を避けてどう取り付けるか。
そんなところを紹介してきます。
石こうボードが主流
住宅に使用されている壁は石こう(せっこう)で作られた板を張り付けているのが主流です。
これを「石こうボード」といいます。
石こうボードが主流になる理由としては
- 耐火性能が優れている
- 加工しやすい
- 安価
この3点が主な理由です。
ベニヤなどの合板に比べてはるかに火に強く、
カッターでも加工でき、
合板よりも安い
逆に使わない理由がないくらい石こうボードの使用は一般的になっています。
こんな石こうボードですが、弱点もあります。
ビスは効かない!
石こうボードは水に弱くもろいボードでもあります。
石こうボードは石こうと紙を使って作られたボードです。
そのため、水に濡れてしまうと水分を吸収し強度が落ちてしまいます。
また、石こうを固めて形成したボードなので、削ると粉になってしまいます。
木ネジなどビスを締めこんでも、ネジ山をボードに切り込めずに穴だけ開けて終了となってしまいます。
このような特性を持っているので屋外での使用やビスでの取付などが出来ないボードとなっています。
救世主!アンカー!
それでも壁掛けをしている人もいます。
そこにはボードアンカーという強い味方が存在しているのです。
ボードアンカーとは石こうボードに取り付けるための部材です。
石こうボードの板を挟み込んでネジを止められるようにしています。
ボードの厚みやアンカーのサイズにもよりますが、1本で10kgの荷重に耐えることもできます。
下地を制す!
アンカーを使うことで石こうボードでも簡単に取り付けることが可能になります。
しかし、一番大切なのは
「下地がどんな材質なのかを把握する」ことです。
下地がわかれば取付方法や必要な部材がおのずと決まり、完成への近道になります。
ぜひ、自宅の壁を軽くたたいて音程の違いや響きの違いを調べてみてください。
下地の調べかたについてはまた後日…