排水口のぬめりには銅のパワー
今回は排水口のぬめり・黒ずみ対策について紹介します。
排水口の黒ずみというのは雑菌の繁殖によって発生してしまいます。
なので、雑菌の繁殖を抑えれば排水口の黒ずみは発生しません。
その雑菌の繁殖を抑える方法に用いるのが「銅」のパワーです。
あなどれない銅の力
銅イオンには抗菌力あり、花瓶や靴の中に入れて消臭する方もいると思います。
この銅の抗菌パワーを排水口にも利用して繁殖を抑えようと思います。
今回は「エフケーブル」と言う電気配線に用いるケーブルを準備しました。
エフケーブルを選んだ理由としてはホームセンターでも売られているため、
手に入りやすく比較的安価で銅を入手できると思ったからです。
今回はこのケーブルから銅線を取り出して、排水口の黒ずみ対策をしていきたいと思います。
まずは銅を取り出そう!
エフケーブルの中には銅線が3本あるので、まずはこの灰色の外装を外していきます。
電工ナイフやカッターを使って裂いていきます。
裂き終わったケーブルがこちらになります黒白赤の3本の銅線があります。
ここからさらに電線の被覆を剥いて銅線を表しにしていきます。
その時に便利なのがワイヤーストリッパーです。
ワイヤーストリッパーはホームセンターでも売ってますが、このために買う必要はないので、ない場合はカッターで剥いていきましょう。
排水口のサイズに合わせて工作します
さて銅線も剥き終わり、ここから排水口に設置していきます。
ただ、この状態だと洗面台にも邪魔で、排水口に落ちたら詰まりの原因にもなります。
そのため、今回はこの銅線を使って輪っかを作り排水口に落ちないように工作していきます。
洗面器の排水口のサイズに合わせて銅線を切って端同士を繋げます。
この時に使うのが「はんだ付け」です。
はんだ付けは金属同士を繋げる簡単な方法になるので今回ははんだ付けでつなげていきます。
今回は半田の載りが悪そうなのではんだペーストも使って繋げていきます。
銅線の両端をこてで温めてはんだ付けしました。
不格好ですが、うまい具合につけることができました。
出来た輪っかはこのまま排水口に設置していきます。
設置するといってもただおくだけです。
手洗いした水が銅線を触れて排水口に流れることによって銅イオンを含んだ水が排水されるようになります。
これで普段通りに洗面台を使うだけで排水口のぬめりや黒ずみが取れるようになります。
もう一本の銅線でキッチンシンク用も作って置いておきました。
効果が出るまではしばらく時間が必要なのでまた後日黒ずみがどう変化したかは報告します。
作らなくても商品はあります
今回の方法は電線を接続するなど作業が多かったので向き不向きがあると思います。
工作が不向きな方でも簡単に銅の抗菌効果を得られるアイテムもあるのでご紹介します。
それはこちらの排水目皿です。
銅でできているので同じ効果が得られます。
また、目皿なのでゴミキャッチャーにもなります。
排水口の黒ずみやぬめりについて気にしている方はこの商品もおススメです。
各社からいろんな目皿が発売されているので気になったかたは調べてみてください。