ワインを飲むにもペンチが大事
仕事を1週間頑張った金曜日、ふとお酒を飲みたくなることがありますよね。
1週間のお疲れ様を込めて、誰かから貰ってずっと眠っていた赤ワインを飲もうと思い、 これを開けてみました。
いただきものの赤ワイン
甲斐の路という山梨の赤ワインのようです。
頂き物の赤ワインで全くワインに興味がない僕は眠らせたままにしていました。
ワインを取り出し、コルク栓を抜いてワインを頂きます。
コルク栓は専用器具で抜きましょう
キッチンにあった栓抜きを取り出し、コルク栓を抜き始めます。
コルク抜きの先端をコルク栓に当ててグイグイ回していくと、なんか感触がありません。
何だ何だと探ってみるとコルク抜きがポキッと途中で折れてしまいました。
恐らく金属疲労でしょう。
しょうがありません、このコルク抜きは実家から貰ってきた年代物のコルク抜きです。(おそらく20年以上前のものです)
コルク抜きが生えた赤ワインが完成いたしました
これも1つのオブジェとしていい味を出しています。
慌てず、動じず、諦めない
そんなことも言ってはいられません。
どうにかして栓を抜かなければいけません。
キッチンには似合わない工具箱を取り出し、ラジオペンチを使って栓抜きに挑戦してみます。
コルク抜きは半分ぐらいコルクに刺さっていたので、テコの原理で持ち上げてみます。
ちょっとずつ引き上げていくと、少しずつではありますが、栓が抜けてきています。
これは期待大、ということでさらにちょっとずつ引き抜いていき、最後の人抜きと思って抜いたところコルクが半分に割れてしまいました。
最後に横着してしまった結果です。
手元にあるのはコルク抜きの先端と工具のみ
さてここからどうしようと考えます。
コルク抜きの先端は使うという選択肢ですが、どうやって栓に刺していこうと考えます。
そこで思いついたのが「力技」
ラジオペンチよりも力の入るペンチを使ってコルク抜きをグイグイ回して刺していきます。
ペンチの方がでしっかりと挟めるため、コルク抜きがどんどん刺さっていきます。
半分以上刺さり切ったところで準備が整いました。
ここからが本番です。
しっかりとペンチを握り、栓を抜きます。
コルクが壊れないようにまっすぐじわじわと引っ張るのがコツです。
そしてやっとこさ抜くことができました。
栓も中で壊れることなく抜けたので瓶の中にコルクの破片が落ちることもありませんでした。
苦労した分、達成感はひとしお
いただいた赤ワインは苦労して開けたからなのか酸味も抑えられていてとても美味しいものでした。
あまりワインを飲まない僕でも美味しく飲めたワインでした。
皆さんもコルク抜きが壊れてもペンチがあればコルクを抜くことができます。
コルク栓が壊れても慌てることはありません。
諦めることなくペンチを探して打開しましょう。
そして改めて工具の大切さに気付いた金曜の夜でした。