トイレの非接触化その①~照明編~
以前、衛生面を考えるなら「非接触」が1番とご紹介させていただきました。
非接触は自宅のトイレでも実現できることをご存じでしょうか。
今回はトイレの非接触化「センサー化」についてご紹介します。
トイレで接触する場所は主に次の3か所です。
① 照明スイッチ
② 便器洗浄レバー
③ 洗面台レバー
主なこの3か所は意外とセンサー化することができるのです。
今回は照明スイッチからご紹介します。
非接触化 = センサー化
スイッチのセンサー化となると大掛かりな工事が必要と考えてしまいそうですが、
意外と簡単にセンサー化できる商品があります。
それが、
パナソニックから発売されているセンサー付きスイッチです。
「かってにスイッチ」WTK12749W
ワイド21壁取付熱線センサ付自動
スイッチの下半分に人感センサーが付いていて、
そのセンサーで人の動きを感知して照明を点灯させてくれます。
もともとのスイッチを交換するだけでセンサー化することができます。
しかし、
これだけではありません!
このスイッチはセンサーの他にも様々な特徴があります。
・ 換気扇も連動!
換気扇の配線も接続すると照明と換気扇の両方をセンサー化できます。
・ 遅れ時間のバリエーション
照明や換気扇をセンサーが感知してから「〇分後」に停止させる設定ができます。
照明は10秒~30分まで設定できます。
換気扇は5分~30分、連続入りまでできます。
・ 臭い残りの対策もバッチリ!
換気扇は照明が消えてからさらに「△分後」に停止させることができます。
照明が消えても換気扇は動いたままなので、臭い残りも心配いりません。
・ 夜は「ほんのり点灯」でまぶしくない!
夜間設定をしておくと夜は「ほんの~り明るい」程度の点灯にすることができます。
夜トイレに行ったときに「眩しい!」となることもありません。
・ 省エネ!
センサー化することによって消し忘れが防止できます。
そのため、スイッチを消し忘れて電気代がかかることもありません。
このようにスイッチをセンサー化することで衛生的なメリットの他に様々な点で
暮らしを快適にしてくれます!
ただし、この商品の1番の注意点があります!
この商品が使えるトイレは
「照明スイッチがトイレ内にあることが絶対条件」
トイレ中の人を感知するためにはトイレ内にスイッチがあることが条件になります。
この条件では諦めてしまう人もいるかもしれませんが、
世の中の技術は発展しています!
トイレ内にスイッチがない人に向けてもセンサー化する方法はちゃんとあります!
次回はスイッチがトイレ外にある場合のセンサー化を紹介したいと思います。
※スイッチ交換には第二種電気工事士の資格が必要となります。