秋田・青森1日目
不老不死温泉をご存じでしょうか。
不老不死になれるかもしれない青森県・黄金崎不老ふ死温泉を目指した旅についてご紹介します。
白神山地・青池へ
朝の秋田駅からスタート
早朝の列車に乗車するため、
前日に秋田入りし、
観光列車リゾートしらかみ
青池へは観光列車・リゾートしらかみを利用するのがおススメです。
リゾートしらかみとは?
秋田ー青森間を走る観光列車です。
それぞれ1日3本ずつ運行します。
全車指定席ですが、
特急指定席料金は530円
と安い設定となっています。
また、
リゾートしらかみで秋田ー青森間を乗り通す場合には五能線フリーパスがおススメです。
秋田ー青森間の
普通列車料金は4,510円ですが、
五能線フリーパスでは
3,880円で乗車することが出来ます。
リゾートしらかみでは
フリーパスと特急券を購入することで
普通列車を利用するよりも安く
利用することが出来ます。
今回はくまげら編成
リゾートしらかみには橅・青池・くまげらと3編成あります。
今回は白神山地に生息する「くまげら」と、
日本海に沈む夕日をモチーフにして
デザインされました「くまげら編成」に
乗車しました。
途中駅ではフリースローチャレンジも
途中駅では対向列車との行き違いなど
少々停車する駅があります。
能代駅でも5分停車しますが、
能代駅では停車時間も観光PRに力を入れています。
能代工業高校がバスケの強豪校であることから
「バスケの街」としてPRし、
停車時間を使って能代駅ホームで
フリースローチャレンジ(無料)を開催しています。
実際に、フリースローを決めると
木材の集散地であった能代という場所を活かした
木製コースターが貰えます。
大人も子供も夢中になるゲームなので
能代駅ではぜひチャレンジしてみてください。
線路は続くよどこまでも
能代駅を出発すると
海岸線へ向けて
ひたすら走ります。
単線が続き旅情に浸れる時間です。
時刻通りに十二湖駅に到着
青池へ向かうため、
リゾートしらかみとは
十二湖駅でお別れです。
十二湖駅で
リゾートしらかみを見送り、
路線バスに乗り換えます。
バス停は駅の目の前
十二湖行きのバスも
1日に何本もあるので安心です。
十二湖駅へ戻る方は
十二湖駅構内のロッカーを利用すると手荷物も少なく観光することができます。
十二湖駅でリゾートしらかみを下車した皆さんと路線バスで十二湖へ向かいます。
山道を走るバスのためか、
吊り革は2本で吊るされています。
1本だと揺れ過ぎて、
立っている方が倒れてしまうからでしょうか。
山道路線バスあるあるの
ような気がしました。
青池のバス停に到着
青池の最寄りとなる
バス停「奥十二湖駐車場」に到着しました。
不老不死温泉に向かうバスまでは
十分時間があるため、
森の物産館「キョロロ」で昼食を食べます。
食べログにも掲載があったので
コチラに載せておきます。
キョロロの食堂で
カツカレー850円を注文!
味はレトルトのようですが、
文句はありません。
山まできて食べられるカレーは別格です。
意外と量も多く、
山の中で食べられるカレーとしては
とてもおいしかったです!
昼食後は青池に向けて出発
青池までの道のりは徒歩約15分
道のりは整備道を歩くため、
スニーカーでも見に行くことが出来ます。
青池に到着
大きな困難もなく青池まで到着!
ここから階段を上がり、
青池を見学します。
青池って本当に青い
写真では青く見えませんが、
実際に肉眼で見ると色を付けているかのような青さです。
これは青池の水がとても澄んでいることなどが理由なのだとか。
海が青く見えるのも同じ原理ですね!
さらにその奥「沸壺の池」へ
青池を後にし、
沸壺の池を目指します。
この先はブナの原生林の中を歩いていくため、整備されつつも舗装されていない林間道を歩きます。
原生林だけあって、
歩道はずっと静寂に包まれています。
木のにおい
土のにおい
草のにおい
そこにいるだけで日常の喧騒から解放されて癒されてしまいます。
これを森林セラピーというのだそうです。
「沸壺の池」に到着
原生林の中を歩いていくと
約10分で沸壺の池に到着します。
沸壺の池も青池と同じように
青い湖となっています。
写真でもわかるとおり、
水の透明度が高く、
湖底まで見通すことが出来るくらい透明です。
十二湖日ビジターセンター
沸壺の池からさらに20分歩き
十二湖ビジターセンターに到着。
するとそこには珍しいイトウが
飼育されていました。
絶滅危惧種・イトウ
イトウは
冷たく流れが早すぎない
緩やかな河川に生息しています。
また、
体長1mの大きさに成長するには、
10年程度の時間がかかります。
生息できる河川が少なく、
成長スピードも遅いことから、
イトウの生息数は減少し
北海道では絶滅危惧種に指定されています。
十二湖ビジターセンターでは
イトウを飼育し、
イトウの保全に努めているようです。
不老不死温泉へ移動
バス停・奥十二湖駐車場14:15発
のバスで不老不死温泉を目指します。
山道を走るせいなのか
運転手さんの気が立っているのか
前後左右にとても揺さぶられながら
不老不死温泉へ向かいました。
不老不死温泉に到着
十二湖から約40分で
不老不死温泉に到着しました。
到着したところで次回に続きます!
~iPhoneヘルスデータ~
歩数:11,419歩
歩行距離:7.1km
上った階数:12階
江の島・鎌倉日帰り
「早朝に出かけたらどこまで行ける?」
ふと思い立ち、
小旅行してきました!
午後には東京へ
ガチの早起き勢
午後には東京で用事があるため
早朝からスタート!
新宿駅5:45発
藤沢駅6:52着
ここから散策開始です。
朝食は8LOUNGE
藤沢駅南口から徒歩3分の場所にある
8LOUNGE
ホテルに併設されたCAFEで朝食を頂きます。
ホテル宿泊者以外にも利用でき、
朝は7時からオープンしているので朝食にはおススメです。
モーニングセットはホットサンド
モーニングセットは
- サラダ
- ホットスープ
- ホットサンド
- ドリンク
1,000円でいただけます。
ちなみに、
スープはお替り自由でした。
落ち着いた店内と
朝の静けさでゆったりと朝食を堪能しました。
江ノ電へ乗り換え
朝食を堪能し、
歩いて江ノ電へ乗り換えます。
まず向かうは江の島です。
学生時代に江島神社へは行きましたが、
さらにその奥って行ったことなかったんです。
今回は、
江の島神社のさらに奥、
江の島の向こう側まで行ってみます!
江の島駅到着
生憎の空模様ですが、
江の島駅まで到着しました。
江の島駅までは単線のため、
駅での待ち合わせがあります。
ホーム往来のため、
駅改札内に移動用の踏切もあり、
ローカル感を味わうことのできる駅です。
駅前のスズメもカワ(・∀・)イイ!!
公園で見かける車両進入禁止の柵に留まるスズメたちも可愛い衣装を着ています。
調べてみると売店の店員さんが始めたそうです。
駅から歩いて江の島到着
駅から歩いて15分
江の島の玄関に到着しました。
釣りをする人、
サーフィンする人、
ジョギングする人、
江の島を中心に思い思いに皆さんが生活しています。
僕はこれから江の島の向こう側へ行きます。
実は、
江の島の向こう側は思った以上に過酷でした...
参道からすでに上り坂
ここからが江の島の本番
江島神社の入り口に到着し、
ここから本殿に向かうことになりますが、
これが階段の連続となるのです。
江島は島でありながら山でもあるため、
階段が連続して続いています。
鎌倉時代から信仰された神社
鎌倉時代から弁財天として信仰され、
社紋は北条家の家紋でもある「三枚の鱗」です。
ご祭神は、
生まれた三姉妹の女神です。
- 多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
- 市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
- 田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
エスカーもあります
階段を上るのが辛いという方に
数百円で利用できるので、
ぜひ利用していただきたいのですが、
早朝は停止中なので要注意です。
運転開始は午前8時30分です。
僕は何も調べずに、
エスカーの存在も知らずに、
ここまでやってきました。
「調べておけば...」と少し後悔しました...
山ふたつを越えて奥津宮へ
奥津宮は別格です。
江の島を単なる島と思っている方も多いと思いますが、
江の島は「山ふたつ」です。
というのも、
参道から江の島展望灯台までは上り坂ですが、
そこから谷を越えないと奥津宮までたどり着けません。
やっとの思いで奥津宮へ
山を2つ登ったところで
江島神社・奥津宮へ到着しました。
本殿の装飾も色彩豊かではなく
厳かな雰囲気の物でした。
ここには八方睨みの亀という
天井画があるので、ぜひ現地に行って
体感していただくのをおススメします。
奥津宮のさらに先へ
奥津宮からその先へ
下りの階段が続いていたので
さらに進んでみます。
すると潮風が吹いてくるのが分かり、
対岸まで来ることが出来ました。
そこは、
沖に近く、人通りも少ないからなのか
多くの釣り人が釣りをする
穴場スポットのようでした。
岩屋洞窟はパワースポット
一番奥には岩屋洞窟があります。
波の浸食によってできた洞窟で
パワースポットとしても有名です。
しかし、
その日の勢いで訪れたため、
岩屋洞窟は閉鎖されていて
見学することはできませんでした。
鎌倉方面へも足を延ばします
御霊神社
江の島の岩屋から来た道を戻り、
再度、江ノ電に乗って御霊神社に行きます。
御霊神社があります。
この神社の珍しいところは、
境内に江ノ電が走っていることです。
15分おきに走る電車が
鳥居の目の前を通過する光景は
なかなか体験できない光景です。
ただ、
境内での写真撮影は禁止となっているため、写真での紹介が出来ません。
御霊神社へは実際に訪れてその珍しい光景を体感することをおススメします。
徒歩10分で鎌倉大仏
御霊神社から徒歩10分で
鎌倉大仏へも行くことが出来ます。
当日は小雨が降っていたことと、
開園直後に訪れたため、
ほとんど人がいない状態で見学することが出来ました。
1252年に作られた大仏が今でも残っていることに驚きを受けました。
日本人特有なのか、
大仏様を見ているだけで落ち着きます。
江ノ電バスで鎌倉駅へ
この時点で、
江の島散策の疲労が堪えてきました。
鎌倉駅まで10分200円で移動できるため
帰り道はバスを利用しました。
10分間隔でバスの往来があるため、
時間調整の必要がなく気軽に乗れます。
鹿児島での3時間にバス1本を
経験していると、
10分間隔での運行は山手線並みです。
鎌倉駅到着後は早めの昼食
東京への移動時刻も迫る中、
昼食を食べに行きます。
当初「COBAKABA」というお店に
行こうとしましたが、臨時休業のため、
「味の食堂・あさくさ食堂」に変更しました。
昭和の感じが漂う店構え、
店内に入ると美味しんぼなど、
定番のマンガも置いてあり、
ホッとする店内でした。
予想以上のおいしさ
鎌倉まで来たからにはしらすを食べたい。
と思い、
釜上げしらす丼を注文しました。
「あさくさ」の釜上げしらす丼
キーポイント特製ダレ
温泉卵を入れることでまろやかな味に変化しますが、
「あさくさ」の特製ダレを入れると味が引き締まります。
醬油ベースですが、
塩味は控えめで、紫蘇の風味がよく効いています。
暑い日なんかはこの紫蘇の風味で
さっぱりして食べられます。
また、
店長も気さくな方でとても気持ちよく食べることが出来ました。
鎌倉から東京へ
早朝からぐるぐると回ってきましたが、
ここでタイムアップとなります。
半日という短い時間でしたが、
充分満喫できる散歩になりました。
早朝は人も少なかったので
またどこかへフラッと出かけてみます。
それでは!
~iPhoneヘルスデータ~
歩数:23,350歩
歩行距離:15.4km
上った階数:56階
鹿児島 3日目・最終日
鹿児島 最終日3日目も
朝6:30の鹿児島中央駅からスタート!
鹿児島市街地を散策!
ホテルにお別れ
3日間お世話になった
B&Bパークホテル
「B&B」とは
Bed and Breakfastの略で
朝食付・最小限の設備で宿泊を提供する
低価格ホテルのことです。
その名の通り安いホテルでしたが、
値段の割に室内は清潔に保たれていて、
快適に過ごすことが出来ました。
また利用したいホテルです。
市街地観光はかごりんで
ホテルに別れを告げ、フライトまでの
少ない時間を市街地観光に費やします。
市街地観光にはレンタサイクルがおススメです。
市街地には「かごりん」という
レンタサイクルのポートが点在していて、
携帯番号を登録するだけで誰でも利用できます。
値段は24hで200円と格安です。
鹿児島市街地は歩道が広く整備されているため、
自転車での移動が快適に出来るようになっています。
また、
公益財団法人が運営しているため値段が爆安です。
24hとはそのままで
8:00→翌8:00まで自転車を利用しても200円です。
※1回につき30分超過すると追加料金という制限はあります。
30分経過する前にポートに一時返却し、
また借りることで200円で1日中自転車観光が出来ます。
市街地観光にはかごりんしかありません。
西郷隆盛さん
鹿児島中央駅前のかごりんを借りて約10分
西郷隆盛像までやってきました。
上野の西郷さんを見ていた自分としては違和感がありますが、
こちらが本場の西郷さんです。
近くにはフォトスポットもあり、
西郷さんが鹿児島市民に親しまれていることが分かりました。
隆盛像の裏手には護国神社
明治時代、
戊辰の役における薩摩藩の戦死者を祀っている護国神社が西郷隆盛像の北側にあります。
薩摩藩藩主・島津家の家紋
「丸に十字」が記されています。
ちなみに
鹿児島市のキャッチフレーズは
「マグマシティ」ですが、
鹿児島市のマークは
「丸に十字」です。
現代でも
島津家の偉大さが伝わる紋様です。
城山公園も登ります
護国神社の脇道から城山公園に
入ることが出来ます。
昔ここに山城を築いていたため、
城山公園という名前になっています。
山城だけあって
階段の勾配と段数は
公園とは言えないくらいハードです。
展望台からは桜島を一望
展望台まで来ると桜島が目の前に見えます。
朝に登ったため、
逆光にはなりましたが、
それでも桜島の雄大さが体感できる場所です。
展望台の近くには昭和天皇が植えた樹木も
大正天皇の皇太子である
昭和天皇が実際に植えた木もありました。
樹木の種類は分かりませんが、
昭和天皇もこの城山公園まで
訪れたことを知れた一コマでした。
鹿児島にはマムシも出没
鹿児島ともなると南の島に
近づくためかマムシも出没するようです。
また、
山でもあるためイノシシも出没するようです。
今回はどちらにも出会わなかったのでホッとしました。
早めに鹿児島空港へ
城山公園を下山し、
鹿児島中央駅まで戻り、
お土産屋さんを散策していました。
駅中には大きなお土産屋さんがあるため、
新幹線の乗車前などちょっとしたスキマ時間でもお土産を買えるので便利です。
鹿児島空港行きのリムジンバスは
鹿児島中央駅東口から徒歩3分の
鹿児島中央ターミナルビル・バス停東21番から出発します。
鹿児島空港への連絡便は
30分間隔で運行しているため、
時刻を気にしなくても問題ありません。
リムジンバスの座席には
USBコンセントも付いていて
充電しながら利用することが出来ます。
最後は空港散策
2時間散策!
鹿児島中央駅からはリムジンバスで約40分です。
市街地から高速を使いますが、
鹿児島は少し走れば山々が見え、
海と山の両方を楽しめる場所でもありました。
行き先:鹿児島空港
鹿児島中央駅9:40発
鹿児島空港10:20着
運賃1,300円
空港の前には足湯
空港のバス乗り場には
足湯「おやっとさぁ」があります。
「おやっとさぁ」は
鹿児島弁で「お疲れさま」という意味で、
これから旅をする人・旅から帰る人どちらも癒してくれます。
無料で利用することが出来、
温泉が豊富な鹿児島ならではのおもてなしです。
旅の最後はかつ丼
鹿児島に来てから
魚しか食べていないことに気づき、
名物をここで食べます。
味が染みていて美味しくいただきました。
食後は空港内散策
フライトは12:30ですが、
それまでは空港内を散策します。
空港内も意外と見学するところが多く
楽しめる場所です。
展望デッキでは離発着する飛行機を見学できます。
鹿児島は奄美大島などの
離島に行く飛行機も多いため、
ジェット機の他、プロペラ機の発着もあります。
博物館にはファンブレード(実物大)の展示もあり、
機体の大きさを体感できます。
空港博物館は飛行機に関する展示が
無料で見学できる場所です。
案外、
皆さんが利用されていないため、
人気も少なく静かに見学できます。
逆に博物館のベンチのほうが
静かに休める場所でもありそうです。
12:30のフライトで東京へ
3日間の鹿児島旅も
鹿児島空港12:30発
羽田空港14:05着
のフライトに乗り込み無事に終えることが出来ました。
鹿児島の3日間
目標達成
①知覧特攻平和会館に行く
②霧島神宮に行く
③ちりりんロードに行く
④公共交通機関で行く
⑤可能な限り同じルートは通らない
当初掲げていた5つの目標も
無事に達成することが出来ました。
特に公共交通機関については
電車・列車・バス・自転車と網羅することが出来ました!
鹿児島の印象
鹿児島の印象はなんといっても桜島です。
晴れの日も、雨の日も、
今回の旅でも
湾のどこからでも桜島が見えるので、
つい海沿いに行くと桜島を見てしまいました。
これが鹿児島市民が
桜島を誇りに思う気持ちなのかなと感じ、
また鹿児島に訪れたいと思いました。
鹿児島PRムービー「まってるし鹿児島市」
最後に鹿児島市がPRのために作成した動画をご紹介します。
鹿児島実業高校・男子新体操部と
市民とで協力して作り上げた動画は
キャッチーな曲調もあいまって
鹿児島市の魅力を漏れなく伝えています。
これを見ていただければ
鹿児島の名物や名所を巡ることが
出来るのでおススメの動画です。
このPR動画を見ていただき、
鹿児島に足を運んでいただけたら
嬉しいです。
それでは、
鹿児島 2泊3日の旅 終わり!
~iPhoneのヘルスデータ~
鹿児島3日目
歩数:15,223歩
歩行距離:9.3km
上った階数:33階
鹿児島 2日目
鹿児島 2日目は朝6:30の
鹿児島中央駅前からスタート!
南九州市・知覧へ
知覧行きのバス停
鹿児島中央駅前のバスターミナルへ向かいます。
駅前には各方面へのバスが集結し
乗り場も全部で23カ所あります。
知覧へはバスを利用していきます。
電車も通っていないため、
車でしか行けません。
東16番乗り場から鹿児島交通の
バスに乗車します。
知覧へは1日8本しかないので、
乗り遅れないように注意します。
行き先:特攻観音入口
鹿児島中央駅6:47発
武家屋敷入口7:59着
運賃960円
武家屋敷を経由して平和会館へ
午前9時開館なので
平和会館の前に武家屋敷を散策します。
現在の主要線県道23号から
南側に一本ズレた形で残っています。
昭和56年には
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、
現在もその歴史的建物は保存展示されています。
武家屋敷の開館は9:00なので
今回は通りを歩くだけとなりましたが、
街並みだけでも江戸時代当時を
感じられるような空間でした。
また、
武家屋敷の隣には麓公園があり、
公園入口には武家屋敷の景観に配慮した
門扉もあり、町全体で武家屋敷を
保存していると感じました。
知覧平和公園までは徒歩で
武家屋敷から特攻平和会館のある
平和公園までは徒歩で移動します。
約30分2.6kmの道のりです。
開館時間が午前9時なので、
徒歩で移動するのがちょうど良い時間
になります。
知覧平和公園には午前9:00に到着、
予定通りに平和会館を見学できそうです。
知覧特攻平和会館
知覧特攻平和会館内は撮影禁止のため、
写真でのご紹介はできません。
知覧の地は戦時中に特攻隊飛行場があった場所でした。
この地から敵艦隊への特攻のため
片翼には片道分の燃料、
片翼には爆撃のための爆弾
を装着し隊員が特攻作戦に臨みました。
全国の特攻戦死者は1,036名、
そのうち本土最南端の基地であった知覧基地からは
約半数にあたる439名の方が特攻作戦に参加し戦死しています。
平和会館では
439名の特攻隊員たちの写真や
直筆の遺書など多数の遺品が展示されています。
その一つ一つは、
特攻へ挑む前夜に家族へ宛てた手紙です。
17~33歳の多くの青年たちが残した手紙には
心を痛められるばかりで、
戦争の悲惨さを実体験できる場所でした。
零式艦上戦闘機(実物)の展示も
エンジントラブルにより海底に沈んでいた
零式戦闘機(実物)の展示もありました。
今までのどの航空機展示よりも
実物かつ間近で見学することが出来るため、臨場感のある展示でもありました。
出撃の前夜は三角兵舎で
日の丸への寄せ書きや、
家族への手紙を書かれていたそうです。
今も鳥濱トメさんの意思が語り継がれる
当時、特攻隊員たちの食堂として
隊員たちから愛されていた食堂がありました。
鳥濱トメさんが切り盛りしていた富屋食堂です。
現在ではトメさんの曾孫にあたる鳥濱拳大(けんた)さんが切り盛りしています。
店名も富屋食堂から知覧茶屋に代わっていますが、
今もなお特攻隊の母として親しまれたトメさんの意思を継いでいます。
名物はとんこつですが、
時間もなかったためとろろ蕎麦を注文しました。
次回は時間をしっかり確保して
名物のとんこつを味わってみたいです。
皆さんも、
知覧に訪れた際には立ち寄っていただければと思います。
次に目指すは幻のロード
指宿駅へ移動
昼食も済ませた後は指宿へ向かいます。
移動手段は路線バスです。
行き先:指宿いわさきホテル
特攻観音入口11:50発
指宿駅前12:59着
運賃930円
指宿駅に到着したら
まずレンタサイクル「いぶりん」を借ります。
4時間で1,100円です。
指宿は道幅にもゆとりがあり、
車の往来も少なく、
観光施設が自転車圏内にあるため、
自転車での観光がおススメです。
日本でも珍しい砂蒸し温泉へ
指宿と言えば、
日本でも珍しい砂蒸し温泉が有名です。
活火山が豊富な九州では温泉がいたるところにあります。
指宿も例外ではありませんが、
指宿は少し特殊な温泉地です。
温泉が海岸の砂浜の下を通り、
海へ流出している珍しい温泉地です。
波打ち際からは湯気が立ち昇り、
海水も温泉のように熱くなっています。
そのため、
海岸の砂を掘ると温泉がにじんできます。
この温泉を利用して熱い砂の中に入り、
温泉に入浴するところは撮影禁止なので、
写真はありませんが、
人生で1度は経験していただきたい温泉です。
指宿駅からは自転車で約5分の場所にあります。
さっぱりしたら知林ヶ島へ
という島をご存じでしょうか。
周囲3kmの小さな無人島ですが、
縁結びの島としても有名です。
春から秋の大潮・中潮の干潮時だけ、
約800mの砂の道が姿を現します。
この砂の道を大切な人と渡ると
幸せになると伝えられています。
地元では、「ちりりんロード」
の名前で親しまれています。
ちりりんロードを渡ってみる
ちりりんロードの出発点は
砂蒸し会館・砂楽から自転車で約20分
指宿園地となります。
指宿園地からは海岸線を歩き、
見えてきます。
そこからさらに砂の道を800m歩くと知林ヶ島上陸です。
ただ、
砂の道800mはとても体力を使うので、
渡る際には要注意です。
知林ヶ島に取り残される
ちりりんロードは干潮のタイミングで
出現するため、
普段は海中に沈んでいる状態です。
そのため、
干潮が終わるとちりりんロードも
海に沈むため、
たまに知林ヶ島に取り残される方もいるようです。
島には注意看板も設置されています。
それでも取り残されてしまったら
それでも取り残されたとしても
漁協や海上タクシーで帰ることが出来ます。(有償)
本当に取り残されてしまった場合は、
この手段に頼らざる負えませんので、
渡航する際はご注意ください。
知林ヶ島にはガイドさんも
知林ヶ島に上陸した証明として
100円で証明書を受け取れます。
また、
地元のおじちゃんたちが
気さくにガイドもしてくれるので、
知林ヶ島のことを知ることが出来ます。
ちりりんロードの付近には大きな岩もあります。
おじちゃん曰くパワースポットのようで、
以前、この岩を触った人が
その後宝くじに当選したとかしないとか...
ご利益があるか試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕は宝くじ10枚買って
2,000円当たりました。
ちりりんロードの波打ち際には
海洋生物もいます。
ヒトデくんは満ち引きに取り残されたのか
裏返って呆然としてました。
ただ、
この後1時間もすれば
また海水が満ちてくるため
ヒトデくんも干からびずに済みそうです。
約1時間をかけて
知林ヶ島・ちりりんロードを堪能しました。
列車に乗って鹿児島中央へ戻るため、
指宿駅を目指します。
指宿はもう南国のまち
帰り道にふと街路樹を見てみると
ヤシの木だらけ。
九州の南端に近いため
南国の雰囲気が漂います。
指宿駅から列車で鹿児島中央へ
かごりんで指宿駅まで戻り、
自転車の返却をして列車を待ちます。
鹿児島中央駅に向かいホテルへと帰ります。
行き先:鹿児島中央駅
指宿駅16:40発
鹿児島中央駅17:43着
運賃1,020円
日本の最南端を走る非電化JR路線です。
主要な駅は複線ですが、
半数の駅は単線でローカル感を味わえる路線です。
しかし、
区間によって運行本数は
15~40分間隔で運行しているので、
非電化と言っても需要の高い路線です。
実際にこの日に乗車した時も
下校する学生や仕事帰りの会社員など
鹿児島県民の重要な交通手段であることも感じ取れました。
時刻通りに鹿児島中央駅に着きました。
夕日に照らされ、駅も帰宅する人々で混んでいました。
この日は移動が多く、
ちりりんロードというハードな砂道トレーニングをしたため、
この後はお寿司を食べてホテルに帰り、そのまま寝てしまいました。
次回、
鹿児島3日目・最終日へつづく...
~iPhoneのヘルスデータ~
鹿児島2日目
歩数:15,710歩
歩行距離:9.8km
上った階数:4階
鹿児島 1日目
ふと鹿児島に行きたい気持ちが高ぶり、
鹿児島へ行く決意をしました。
今回の旅は
①知覧特攻平和会館に行く
②霧島神宮に行く
③ちりりんロードに行く
④公共交通機関で行く
⑤可能な限り同じルートは通らない
という自分なりに課題を設けていきました。
日数は2泊3日です。
それではスタート!!
最初の目的地「霧島神宮」
朝一番の飛行機で鹿児島へ
羽田空港7:25発
鹿児島空港9:20着の
ソラシドエアで出発します。
鹿児島空港に到着
鹿児島空港に到着しました。
9:20着予定が10分早まり、
9:10に空港に着きました。
ここから、
1つ目の目的地である霧島神宮へ向かいます。
空港から霧島神宮へは直通で行くことはできないので、バスを乗り継ぎます。
鹿児島でのバス旅は「岩崎産業」
岩崎産業は鹿児島で交通・観光を手掛ける中核企業です。
バスの路線も複数あり、
今回、何度も利用しお世話になりました。
バスの時刻について「九州のバス時刻表」
というサイトで気軽に調べることが出来るので旅先でも不安はありません。
霧島神宮へ向けて出発
鹿児島空港では9番バス乗り場から
バスに乗ります。
行き先:霧島いわさきホテル
鹿児島空港9:40発
丸尾①10:14着
運賃660円
今回、
霧島神宮へ向かうバスへは
僕1人だけでした。
途中からの乗客もいなく、不安が大きい幕開けとなりました。
霧島温泉市場へ到着
バスは時刻通りバス停・丸尾①に到着しました。
丸尾は乗り継ぎ所でもあるため、
周辺にバス停が6カ所あります。
乗り間違えを防ぐために数字を割振っています。
霧島温泉郷「丸尾温泉」
丸尾温泉は霧島温泉郷の一角です。
九州は火の国とも言われるように
活火山がたくさんあり、
いたるところで温泉が湧いています。
ランチは要注意!
霧島温泉市場には
蕎麦屋やロースかつ膳などの
飲食店もありますが、
いずれも開店は11時です。
次のバスの時刻もあったため
僕は売店のおにぎりと温泉卵にしました。
お昼をどこで食べるかは要注意です!
霧島神宮までバス乗り継ぎ
霧島温泉市場から少し歩き
丸尾③のバス停から霧島神宮を目指します。
行き先:国分駅
丸尾③11:03発
霧島神宮11:18着
運賃330円
霧島神宮到着
バス停から徒歩5分
霧島神宮へ到着しました。
なんとも厳かな雰囲気です。
ここから霧島神宮を参拝します。
天孫降臨の地・高千穂
日本神話では、
天照大神(アマテラスオオミカミ)の神勅を受けて、
そこから日本が建国されたとされています。
このことから
天照大神の孫が
降り立つという意味で
「天孫降臨」と言われます。
主祭神として祀られているのが
この霧島神宮となり、
僕自身が来たかった場所でもあります。
御神木の裏手には
霧島神宮に来た時に見ていただきたいのが御神木。
裏手に回ると興味深いものがあります。
御神木の上の方を見ると、
突き出した枝の上に人形のようなものが乗っています。
まるで、御神木を拝んでいるかのようです。
これは人形ではなく、
御神木の枝葉が御神木裏側からだと
人形のように見える偶然の産物です。
神武天皇も祀られる
古事記では齢137歳まで生きたと記されるため、
神の血筋を受け継いでいるとも言われます。
さらに北側には山神社
霧島神宮本殿の西側から伸びる道の先には、
杉木立の中に鎮座する山神社にお参りすることが出来ます。
祀られているのは大山津見神(オオヤマヅミノオオカミ)です。
ニニギノミコトの妻となった木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)のお父さんにあたる神様です。
山神社は訪れる人も少ないようで、
当たりは一段と静寂に包まれています。
続いて向かうは桜島!
バスで霧島神宮駅へ
霧島神宮での参拝を終え、
本日2カ所目の目的地・桜島を目指します。
霧島神宮バス停から
ひとまず霧島神宮駅へ向かいます。
バスの終点・国分駅からも
鹿児島に向かえますが、
今回は霧島神宮駅経由としました。
行き先:国分駅
霧島神宮12:48発
霧島神宮駅13:02着
運賃210円
霧島神宮駅は無人駅
印象を合わせたように朱色で彩られています。
切符は自動券売機、
改札は無人改札と
ホームに立ち入って良いのか不安になる駅でした。
特急きりしまは時刻通り
霧島神宮駅では小休憩をして特急電車を待ちます。
無人のホームへ特急電車が時刻通りに到着し一安心しました。
しかし、
特急きりしまはワンマン運転のため、
乗車中も車掌さんの検札はありません。
検札がないため無賃乗車しているのではないかと無駄にビクビクながら乗車しました。 笑
特急きりしまの車内は特急でありながらも豪華なシートでゆったりくつろげます。
スーパーまつかぜよりも乗り心地がよく、
快適な時間を過ごせました。
行き先:鹿児島中央駅
霧島神宮駅13:40発
鹿児島駅14:23着
運賃860円(+特急自由席520円)
鹿児島駅はこじんまり
鹿児島駅にも定刻通りに到着し、
桜島へ向かうためフェリー乗り場へ移動します。
途中の公園では鹿児島市の
キャッチフレーズを見かけました。
「マグマシティ」ってインパクトありますね。
フェリー乗り場から乗船
鹿児島駅から徒歩7分
桜島へのフェリー乗り場へ着きました。
桜島へは日中20分間隔で出航しているので時間調整する必要はありません。
また、
24時間運航を昭和59年から続けており、
毎日毎晩出航しているようです。
約15分ほどで桜島へ到着しました。
フェリーターミナルは2018年竣工でとてもきれいな建物でした。
行き先:桜島港
鹿児島港14:45発
桜島港15:05着
運賃200円
月読神社へ
フェリーターミナルから徒歩5分の所に
月読神社があります。
ツクヨミノミコトはイザナギノミコトの禊から生まれた三神のうちの一人です。
イザナギノミコトから生まれた三神
桜島に降り立った際には立ち寄っていただきたい場所です。
月読神社には展望台もあり、
鹿児島市街地も一望できる良い眺めとなっています。
桜島溶岩なぎさ公園まで移動
月読神社から徒歩10分
桜島溶岩なぎさ公園へ移動しました。
桜島溶岩なぎさ公園には全長100mもの足湯があり、
訪れた人なら誰でも浸かれる状態となっています。
全長100mの足湯は広い!
足湯の両側には木のベンチがあるので
ゆったり座って浸かることが出来ます。
桜島は雄大!
桜島は標高1,117mもある活火山です。
スカイツリーよりも遥かに高いです。
電車で移動していると錦江湾沿いを進むため、
桜島が常に見えます。
初めて桜島を見ましたが、
心のよりどころと表現しても不思議じゃないほどに大きくどっしりと存在しています。
ぜひ皆さんに現地で体感してほしいと思いました。
本日の宿泊地・鹿児島中央駅へ
フェリー乗り場前からバスで移動
桜島を観光し、お腹も空いたのでホテルに向かいがてら夕飯を食べます。
それもそのはず、
10:30に早めのお昼を食べてから
何も食べていないのでペコペコです。
桜島から再びフェリーに乗り込み、
鹿児島港で市バスに乗り換え、
市バスで鹿児島中央駅へ向かいます。
行き先:鹿児島港
桜島港16:20発
鹿児島港16:50着
運賃200円
行き先:鹿児島港
かごしま水族館前17:00発
鹿児島中央駅17:13着
運賃190円
桜島灰干し家・せいせん
鹿児島中央駅のバスターミナルに到着し、
漬け丼のお店「づけ丼屋 桜勘」 に向かいましたが、臨時休業のため来店できず、
鹿児島中央駅構内にある「桜島灰干し家 せいせん」に行ってみました。
灰干しとは?
灰干しとは、火山灰の特徴でもある多孔質という性質を利用して干された干物を指します。
魚を火山灰で挟み込むため天日干しのような魚の身が酸化することもなく、水分と臭みが灰に吸収され、アミノ酸がぎゅーっと凝集される製法のようです。
ここで使用される火山灰は桜島産100%です!
灰干しを食す
暑かったこともあり、刺身定食を注文しました。
ご飯は玄米も選べるため、
健康を意識して玄米を注文。
お刺身は全て灰干しで熟成されたもの、
確かにうまみが詰まっている気がします。
浸かれていたせいかハッキリとはわかりませんでしたが、
普段のお刺身とは違うことは分かりました。
鹿児島中央駅構内にあるため、
アクセスも良好です。
駅を訪れた際にはぜひお立ち寄りください。
ホテルへチェックイン
夕飯も食べ終わったのでホテルへチェックインし早めに寝ます。
というのも明日も朝が早いのです。
今回宿泊するのはB&Bパークホテル鹿児島です。
駅近で1泊朝食付4,200円だったので利用させていただきました。
www.parkhotelkagoshima-annex.jp
部屋の写真など取り忘れましたが、
泊まる分には十分なホテルです。
シャワーを浴び、
カメラ・モバイルバッテリーの充電、
2日目の行程確認をして寝ます!
2日目は5:30起きで指宿です!
次回、
鹿児島2日目へつづく...
~iPhoneのヘルスデータ~
鹿児島1日目
歩数:17,848歩
歩行距離:11.0km
上った階数:41階
テント・ファシルを入手!~意外と困難な道のり~
ファシル買いました。
【10/1はエントリーでP5倍!】 オガワ ファシル 2737 キャンプ ドームテント 2ルームテント ツールームテント 大型 4人用 Ogawa 価格:107,800円 |
キャンプは今までやっていたましたが、
冬のキャンプって風が強いので
スクリーンタープのように風を遮る
テントが欲いな~と思っていました。
そこでいろいろ探していたところ、
2020年にキャンパルジャパンから
ファシルというテントが発売され、
サイズ感がちょうど良いテントだったので
決意して購入に至りました。
- 購入先はポイント還元率でヨドバシ!
- 吉報は突然に
- 受け取りも突然に
- 予約していたので受け取りもスムーズ
- 新たなミッション発生
- くじ引き会場までも苦行
- 本当のゴールは帰宅すること
- 電車orバスorタクシーの力を借りる
- 本当に最後のミッション
購入先はポイント還元率でヨドバシ!
キャンパルジャパンの公式サイトから
購入するのも考えましたが、
公式サイトでも
Amazonでも
ヨドバシカメラでも
同じ値段だったので、
ポイント還元率の高いヨドバシカメラで購入することにしました。
ヨドバシカメラに足を運んでみると
人気商品のようで品切れ中でした。
公式サイトでも品切れ中で
入荷未定というほど人気なテントでした。
僕自身、購入する決意をしてヨドバシカメラまで来ていたので、
店頭で予約注文をさせていただきました。
吉報は突然に
入荷未定とのことだったので、
冬までに間にあればラッキーという気持ちで待っていたところ、
注文してから4日後にファシル入荷の連絡がありました。
さらに、
店員さんからは「いつ取りに来られますか?」と
かなり勢いよく聞かれました。
こちらも勢いに任せて
「今からでも取りに行きます!」
と言いたいところでしたが、
土日も予定があったので「月曜日に取りに行きます!」
と伝えて後日取りに行くことにしました。
受け取りも突然に
日曜日の用事が予定よりも
早く終わりそうだったので、
急遽、日曜日の夜に受け取りを変更しました。
日も暮れた夜に用事を済ませたその足で
ヨドバシカメラへ受け取りに行きました。
ちょうど電車で出かけていたので
最寄り駅からヨドバシカメラへ歩いて向かいました。
しかし、
この選択がこの後の自分を苦しめることとなります。
予約していたので受け取りもスムーズ
店頭でファシルの受け取りを伝え、
バックヤードから商品を用意してもらいました。
バックヤードからは
大きな段ボールを台車に乗せた
店員さんが戻ってきて支払処理を済ませます。
店員「駐車券の無料サービスができますのでお出しください」
自分「駐車券はありません」
店員(…この人、どうやって持って帰るつもりだ!?)
自分(店員さんが動揺している、しっかりと意思を伝えねば)
自分「手で持って帰ります!」
店員(本気か!?でもお客さんがそう言うからには任せるしかない…)
店員「かしこまりました!」
まあそうですよね、
あんな大きいテントを車以外の手段で
持って帰ろうとする人なんていないのですから。
しかし、僕は車がありません、なぜなら
手で持って帰れると思い込んでますから!
手で持って帰る宣言をすると
店員さんも鳩が豆鉄砲くらったかのような
顔を一瞬見せましたが、そこはプロです。
店員さんもその後は笑顔で丁寧に対応してくれました。
今思い返すとそこで僕のほうも少し疑えばよかったのですが、
もうあの時点ではそのまま持って帰るしか考えていませんでいた。
新たなミッション発生
それじゃあテントを持って帰ろう!
としたところ、新たなミッションが発生します。
というのも
今回購入したヨドバシカメラは
ショッピングモール内に併設されていて、
ちょうどショッピングモールでは
くじ引きキャンペーンの期間中だったのです。
今回の購入で10枚のくじ引き券を手にすることとなりました。
さらに店員さんからの一言
店員「今日(日曜日)の20時までにくじを引かないとくじ引き券が無効になります」
青天の霹靂、「ギリくじミッション」が発生しました。
ふと腕時計を見ると
時刻はすでに19時40分!
あと20分でキャンペーンが終わってしまう
ということで急いでくじを引かなければなりませんでした。
くじを諦め訳にはいきません。
くじの1等は商品券1万円分、
10枚全てが1等ならば10万円と、
ファシルの購入がチャラになる希望があったのです。
くじ引き会場までも苦行
くじ引き券とファシルを受け取り、
急ぎくじ引き会場へ向かいます。
店員さんも丁寧に
「結構重いので気を付けてください!」
と気遣ってくださいました。
とても気遣いのできる店員さんだなぁ
と思いファシルを受け取ると
これがまぁ重い!!
あとで調べたら
ファシルの重量は約17kg!
僕自身、
重くても10kgだろうと思っていたら
17kgだったのです。
しかし、
くじ引き券を無駄にはできません。
あと20分以内にくじ引き会場に向かわなければ
くじ引き券もただの紙屑となります。
ただし、
ここでさらに追い打ちをかけられます。
くじ引き会場はヨドバシカメラの隣の建物の3階。
しかも帰り道とは逆方向。
もうこれは気合を入れて17kgを担いで行くしかありません。
ショッピングモール内で段ボール抱えている人なんていません。
お客様の視線を浴びます。
しかし、
恥ずかしいという気持ちもありません。
すべては景品のため。
ようやくの思いで
くじ引き会場に着いてみると、
会場のお姉さん達も僕の姿を見て豆鉄砲を喰らってました。
そりゃそうです、
こんなでっかい荷物を持ってくる人なんて
そうそういません。
他の人とくじ引きにかける思いが違いますから。
残り時間もあと10分、
くじ引き会場では怒涛の勢いで10枚を引きます。
周囲のお客さんは最近の秋寒のため
上着を羽織っておられますが、
17kgを担いできた者に上着なんて不要です。
寒くも感じません、
それよりもくじを引きたかったのです。
ヘトヘトな状態で10枚引いた結果、
食事券500円券が6枚、
ハズレ券が4枚
と結果3,000円の食事券を
手に入れることができました。
本当のゴールは帰宅すること
ギリくじミッションもクリアしましたが
喜びもつかの間、
最終ゴールは自宅への帰還です。
ここから家に帰る方法としては4つ
①歩いて帰る
②レンタサイクルで帰る
③電車とバスで帰る
④タクシーで帰る
この中から最善の選択肢を選びます。
まず、
①の歩いて帰る
このショッピングモールから
手ぶらで歩いても45分はかかる道中。
17kgと一緒に帰ったら2時間コースです。
さらに、
2時間ずっと17kgを担いでいるのは肉体的に無理と判断し、
①は選択肢から消去することとします。
続いて
②レンタサイクルで帰る
レンタサイクルの前かごや荷台に載せて帰ろうとも考えました。
しかし、
段ボールが前かごには絶対に載らないサイズであること、
レンタサイクルにそもそも荷台が付いていないこと
以上の点から②の選択肢も消去しました。
電車orバスorタクシーの力を借りる
③か④のどちらにしても駅に向かわなければならないため、
ひとまず駅に向かって駅で考えることにしました。
体力を消耗しないように持ち方を試行錯誤しながら歩くこと10分、
ヨドバシカメラの最寄り駅へ到着しました。
10分歩いただけでTシャツは汗まみれ、
駅構内で滝のような汗をかいているのは僕一人、
何とも異空間にいるような感じでした。
ここまで運んだところ、
③電車とバスで帰る方法は
さらに体力を消耗するだけと判断して諦めました。
最終的に
④タクシーで帰る方法を選びました。
駅前ロータリーのタクシーに乗り込み、自宅へと向かいます。
しかし、
ふと財布の中身を確認したところ、
財布の中には現金2,000円のみ
「持金2,000円、タクシーで自宅に帰れるのか」
という最終ミッションが発生しました。
本当に最後のミッション
タクシーが夜の街を走るなか、
初乗り500円から自宅に近づくにつれて
100円がどんどん上乗せされ、
上限の2,000円も近づいてきました。
メーター到達が先か、自宅到着が先か…
2,000円になったらそこで降りようと
考えていたところ、
無事に自宅前まで到着することが出来ました。
タクシー料金1,500円
なんとか2,000円以内で
自宅まで帰ることが出来ました。
結果的にお食事券+3,000円、
タクシー料金-1,500円なので
トータル+1,500円で収まったのは結果オーライでした。
これで念願のファシルを手に入れることが出来ました。
ファシルについては試し張りの機会を設けてまた紹介させていただきます。
皆様も商品受け取りの際は重量を事前に確認したうえでお受け取りください!
それではまた!
鬼滅の刃・劇場版公開1年後にやっと気づいたこと
先日、地上波で
「鬼滅の刃~無限列車編~」が放送されましたね!
社会的ブームとなり、
知らない人もいないであろう「鬼滅の刃」
僕自身も2019年のアニメ終了後に
社会的ブームの盛り上がりによって
初めて知った作品でした。
久しぶりに面白いアニメだなと思い
Amazonプライムで1話から一気見したのも
いい思い出です。
その後2020年に
劇場版の「無限列車編」が
全国で公開されました。
ただ、
とても人気だったので、
映画館に行くこともなく
地上波放送の日を迎えてしまいました。
フジテレビの地上波で
初めて無限列車編を見ました。
最初の感想は
煉獄杏寿郎さんがかっこいい
という一言に尽きます。
男ながら惚れてしまいました。
熱狂的なファンではないので
鬼殺隊の柱や上弦・下弦の鬼について
詳しくは分かりませんが、
各々のキャラクター個性が溢れる
とても楽しめる映画でした。
特に終盤の
上弦の鬼と煉獄さんが戦うシーンでは、
フジテレビも
作者と視聴者の意図を汲み取ったのか
CMを入れずに放送していました。
調べてみると23分間ノーカットのようです。
放送局としてスポンサーのCMは
放映したい所だと思いますが、
今回は放送局の意地を見せたのかなと感じました。
煉獄さんが力尽きてしまうシーンでは
久々にアニメで泣きそうになりました。
エンドロールが流れて気付きましたが、
今回の映画の主題歌である
LiSAさんの「炎」という曲は、
映画の主役・煉獄さんをイメージした曲
ということに公開から1年経ってやっと気付きました。
映画の煉獄さんを思い返してこの曲を聴くと
歌詞が映画のシーンとリンクしていてまた感動してしまいました。
10月には無限列車編がリメイクされ、
12月には遊郭編も放送されます。
これからも鬼滅の刃については
毎週の放送を要チェックしながら、
応援して行きたいと思います。