「自由研究」におススメの一冊を!
今週のお題「自由研究」
「自由研究」と言われれば、
「夏休みの宿題」
と誰もが思い浮かぶ言葉ではないでしょうか。
この「自由研究」という言葉は
「自由」だからこそ「難しい」
という印象を持つ人もまた多いのではないでしょうか。
かくいう僕自身も小学生の頃は
どんなテーマで自由研究をしたら良いのか非常に悩んでいました。
今も昔も悩みの種であろう「自由研究」
におすすめの本がありますので
今回はその本について紹介します。
おススメの一冊
早速、おススメの一冊をご紹介します。
井手 竜也さん著書の
「昆虫学者の目のツケドコロ」です。
昆虫学者の目のツケドコロ 身近な虫を深く楽しむ [ 井手 竜也 ] 価格:2,090円 |
2021年の5月に発売されました。
井手さんは
国立科学博物館の研究員でもあり、
2018年に開催された
特別展「昆虫」の監修もされているほどの
昆虫学者です。
おススメの理由
この本をおススメする理由は次のとおりです。
- 掲載されている昆虫が身近
- 写真が掲載されている
- 井手さんの視点で書かれている
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
・掲載されている昆虫が身近
この本に掲載されている昆虫は
南米・アマゾンの昆虫だったり、
極限地帯・砂漠の昆虫ではありません。
日常生活でみる公園や庭先にいる昆虫を
対象として掲載しています。
そのため、
本を片手に昆虫を探すことが出来ます。
そのくらい手軽な内容になっています。
・詳細な写真が掲載されている
「写真が掲載されている」
これは一般的なことだと思います。
図鑑にも写真が掲載されています。
しかし、
図鑑の写真は全体像を掲載していて
細かい部分は分かりづらくなっています。
この本では拡大写真を掲載し、
その部分の解説も含まれているので
理解しやすい構成になっています。
・井手さんの視点で書かれている
この本では主に14種類の昆虫を掲載しています。
14種類と限られているため、
それぞれの昆虫について
特徴的な部位や生態を解説しています。
大人でも知らないようなことだったり
言われてみれば気づくようなことだったり
昆虫学者ならではの視点で
誰にでもわかりやすいように解説されています。
最後に
いまはなかなか遠出ができない状況です。
そんな中、身近な昆虫たちも
自分たちの命を大切に生きています。
遠出は出来なくとも庭先や公園には様々な昆虫がいます。
こんな時だからこそ身近な昆虫に注目して
この夏の自由研究にするのも良いのではないでしょうか。