JR休日おでかけパスの盲点!
去る1月9日に小旅行をしようと考え、
日帰りでの「熱海」を目指すことになりました。
そんな中、熱海まで行く格安の方法を調べてみると
「のんびりホリデーSuicaパス」という切符があることを知り、
実際に購入してみました。
しかし、
そこには盲点があり購入を失敗してしまいました。
そんな記録です。
- のんびりホリデーSuicaパスを選んだ理由
- のんびりホリデーSuicaパスとは?
- 実際にのんびりホリデーSuicaパスを買ってみた
- もう一人分を購入
- のんびりホリデーSuicaパス購入時の盲点!
- そんなときの救済措置
- あれ?利用可能な範囲って小田原までじゃない?
のんびりホリデーSuicaパスを選んだ理由
電車で長距離を移動する際に一番最初に思いつくのは「青春18切符」ではないでしょうか。
「青春18切符」とはJR各社の在来線が5日間分乗り放題いになるお得な切符として有名です。
青春18切符 → https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/
しかし、
青春18切符の使用期限は1月10日、
思いついたのは年も明けた1月4日、
期限終了まで1週間もない時期に思いついてしまいました。
そんな時期では
JRでの販売も終了し、
金券ショップでの取り扱いもない状態...
大宮ー熱海は片道2,310円、往復4,620円
と意外といい値段します。
何かお得な切符はないかと調べたところ、
「のんびりホリデーSuicaパス」という切符を見つけたので活用することにしました。
のんびりホリデーSuicaパスとは?
これは首都圏のJR線が1日乗り放題になる切符です。
切符とは言いますが、Suicaへ乗り放題情報を書き込みして使用するので、
実際に切符を手にすることはありません。
切符を使用したい方は「休日おでかけパス」という切符があるのでこちらを利用してください。
どちらも使用できるエリアは一緒です。
JR「のんびりホリデーSuicaパス」HPより引用
のんびりホリデーSuicaパスと休日おでかけパスの違いは次のとおりです。
のんびりホリデーSuicaパス
休日おでかけパス
- 切符を購入
- 切符を発行するため料金は2,720円
今回は50円安い「のんびりホリデーSuicaパス」を使用しました。
のんびりホリデーSuicaパスの購入方法
のんびりホリデーSuicaパスはみどりの窓口の他、各駅の指定席券売機で発行可能です。
定期利用をしていないSuicaがあればすぐに書き込むことが出来るのでSuicaを持っている場合はすぐに購入することが出来ます。
実際にのんびりホリデーSuicaパスを買ってみた
それでは実際に購入してみます。
指定席券売機に向かいます。
緑色が目印です。
この中の「おトクなきっぷ」を選択します。
「ICカードのおトクなきっぷ」を選択します。
注意事項を確認したら次に進みます。
現時点で購入できる「おトクなきっぷ」が表示されます。
「のんびりホリデーSuicaパス」を選択します。
すると日付選択画面に移ります。
今回は前日に購入しようとしていたので3日分選択できるようになっています。
熱海に向かうのは1月9日なので「明日9日(日)」を選択します。
切符情報を書き込むSuicaを入れます。
切符情報を書き込むSuicaを入れます。
書込情報を確認します。
支払方法を選択します。
現金を投入して書き込みを完了します。
書き込みが完了したSuicaがコチラ
細胞のような利用範囲が印字され不気味なSuicaになりました。
合わせてご案内も発行されました。
もう一人分を購入
さて、先ほどのんびりホリデーSuicaパスを購入しましたが。
2人で熱海に行くため、もう1枚ゲットします。
もう1枚は期限切れのSuica定期券を使用して記録の上書きを行いました。
ところが、
定期の期限切れではあるものの、Suicaには定期情報が残っているらしく、
新たな上書きが出来ない状況となってしまいました。
そこで、
もう1枚はSuicaを購入がてらのんびりホリデーSuicaパスを購入します。
定期券を購入できる黒い券売機で購入します。
左側の「おトクなきっぷ」を選択します。
Suicaに書き込むタイプのお得なきっぷなので、Suicaのボタンを選択します。
すると1件しかないので「のんびりホリデーSuicaパス」を選択します。
利用条件などを確認します。
「新しくSuicaを発行する」を選択します。
デポジット料500円を含む3,170円を支払います。
これで無事に購入することが出来ました。
のんびりホリデーSuicaパス購入時の盲点!
さて、お気づきでしょうか?
Suicaを同時購入した際には利用日の指定ボタンが表示されませんでした。
そうなのです、
ここが購入時の盲点であり、注意点です。
Suicaを同時購入する際は当日利用分しか購入できません。
改めて画面を確認します。
購入時の画面を改めて確認してみると「有効期限は本日限り」
発行されたSuicaにも購入である「1月8日当日限り有効」としっかり記載されています。
やっちまった案件です 笑
そんなときの救済措置
購入時に発行されたご案内を見てみると
「有効期間内で未使用に限り取扱箇所で払戻します」と記載されています。
駅窓口で「取扱箇所」を聞いてみると「みどりの窓口」で払い戻し可能とのこと。
急ぎみどりの窓口のある駅へ移動し、払い戻しと再購入手続きをします。
ちなみに、
この時点で購入したSuicaを使用してしまうと使用済みになってしまうため、
別のSuicaを使って移動します。
移動後、みどりの窓口で状況を説明すると快く対応していただきました。
新たに再購入したSuicaがコチラ。
1月9日の日付にしてもらえました。
その際にみどりの窓口の担当者さんにいくつか質問してみました。
- 期限切れ定期券Suicaでの購入が出来なかった
→ 通常であれば期限が切れたSuicaであれば書き込み可能
今回は読み取りの不具合っぽい
- Suica情報のリセットは券売機で可能?
→ みどりの窓口で消去可能
- 不要なSuicaを返却したいときは?
→ みどりの窓口で返却可能
その際にはSuica残金0円にしておくと手数料がかからずに返却可能
あの時の担当者さん、親切丁寧に対応いただきありがとうございました。
購入時にはちゃんと注意事項を読むことを学ばされ、また1つ成長することが出来ました。
あれ?利用可能な範囲って小田原までじゃない?
そうです、
「のんびりホリデーSuicaパス」の利用範囲は小田原までで熱海は含まれておりません。
しかし、
小田原ー熱海の差額を支払うことで問題なく利用出来ます。
のんびりホリデーSuicaパスの場合
のんびりホリデーSuicaパス 2,670円
小田原ー熱海間 片道410円、往復820円
合計 3,490円
通常の場合
大宮ー熱海間 片道2,310円、往復4,620円
「のんびりホリデーSuicaパス」では往復で1,130円も安くなります。
のんびりホリデーSuicaパスは乗り放題のため、往復利用の他にも複数駅利用することもできるので利用方法は無限大です。
たまには「おトクなきっぷ」で自分好みの週末を過ごすのも良さそうですね!